最も簡単な NAT 設定

これは FreeBSD で NAT 設定したつもりで機能していないときの参考用。問題の切り分けに。
/etc/rc.conf ファイル


gateway_enable="YES"
....................
firewall_enable="YES"
firewall_type="OPEN"((dhcpd のバージョンによっては不要なメッセージが表示される。回避するには、ipfw 用のスクリプトを正しく記述すること。))
#firewall_script=""
firewall_logging="NO"
....................
natd_program="/sbin/natd"
natd_enable="YES"
natd_interface="bge0"((外向けの NIC))
natd_flags="-s -m -dynamic"

/etc/sysctl.conf ファイル


....................
net.inet.ip.forwarding=1
net.inet6.ip6.forwarding=1
....................

See also http://www.freebsd-howto.com/HOWTO/Ipfw-HOWTO.

python26 へ移行

FreeBSD では python26 を使うように変更が行われているらしい。その影響か、xfce4 をソースからコンパイルできない。悩ましい。正確にいうと、py26-orbit-2.24.0。


# cd /usr/ports/devel/py-orbit
# make all
....................
configure: error: could not find Python headers
....................
回避策とおぼしきことが、/usr/ports/UPDATING ファイルに記述してあるが。

# portupgrade -o lang/python26 lang/python25
# cd /usr/ports/lang/python
# portupgrade -R python
# make upgrade-site-packages
仕方がないので、バイナリで組み込むことにした。

# setenv PACKAGEROOT ftp://ftp2.jp.freebsd.org/
# pkg_add -r xfce4
次の URL には、python25 に基づいた情報しか掲載されていない。依存関係を解決するのはなかなか難しいようだ。
See also http://www.freshports.org/devel/py-orbit/.

device オプション

FreeBSD で DVD -R を焼くためにカーネルコンフィギュレーション

device atapicam
と書かなくなって久しいが、何故こんなことを知っているんだろうと思ったら、18.6.9 Using the ATAPI/CAM Driver に記述してあった。
日本語版ハンドブックには、その旨の記載がないのが気にならないといえば嘘になるが FreeBSD の普及にはやはりある程度、ビギナーにやさしい部分が必要なのでは。Linux を擁護するわけではないが Ubuntu はできすぎ。

/boot/loader.conf ファイルに次の 1 行を書く。

atapicam_load="YES"

あるいは、必要になった時点で次のようにコマンドを入力する。

# kldload atapicam

ports もアップデート

ports も最新の状態にしたいということで次のコマンドを入力。


# cp -p /usr/share/examples/cvsup/ports-supfile /etc/
# chmod +w /etc/ports-supfile
# sed 's/CHANGE_THIS\./cvsup2\.jp\./g' /etc/ports-supfile > tmpfile
# mv tmpfile /etc/ports-supfile
# csup /etc/ports-supfile

脆弱性が毎回チェックされるので、"Vulnerability check disabled" と表示されないようにするために portaudit をインストール。


# cd /usr/ports/ports-mgmt/portaudit
# make all install clean; rehash;
# portaudit -Fda

カーネルのバージョン

FreeBSD 8.0 BETA 4 をインストール後に、ソース コードを最新状態にすべく。


# cp -p /usr/share/examples/cvsup/{ports,stable}-supfile /etc/
# chmod +w /etc/*supfile
# sed 's/CHANGE_THIS\./cvsup2\.jp\./g' /etc/stable-supfile > tmpfile
# mv tmpfile /etc/stable-supfile

続けて、次のように実際に組み込み済みの csup を実行して


# csup /etc/stable-supfile
カーネルコンパイルしたら RC1 に。
(注:cvsup (cvsup-without-gui-16.1h) は使わなくてもよいらしい)

とりあえず、ports からコンパイルするときのおまじない程度に。


echo MASTER_SITE_OVERRIDE?=http://ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/distfiles/${DIST_SUBDIR} >> /etc/make.conf

Firefox も軽くはない

いつも非力なマシンばかり使っているわけでもないのだが、それほど必要性が高くないアプリケーションがインストールされるのも困りもの。最近その筆頭として Internet Explorer 8 がある。Microsoft Update 実行後にインストールしない設定をするだけなのだが、それも毎回となると結構な手間がかかる。
とりあえず、「Internet Explorer 8 の自動更新による配布について」を参考にして、「Internet Explorer 8 自動配布の無効化ツールキット (Blocker Toolkit) 」をダウンロードした。
IE8BlockerToolkit.exe を実行して適当なフォルダ(C:\tmp など)にファイルを解凍したら、コマンド プロンプト(cmd.exe)を起動して該当フォルダへ移動。


cd C:\tmp\IE8BlockerToolkit>
C:\tmp\IE8BlockerToolkit>IE80Blocker.cmd /h
MICROSOFT TOOL KIT TO DISABLE DELIVERY OF
MICROSOFT INTERNET EXPLORER 8

Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.


This tool can be used to remotely block or unblock the delivery of
Internet Explorer 8 via Automatic Updates.

                                                                                                                      • -

Usage:
IE80Blocker.cmd [machine name] [/B] [/U] [/H]
B = Block Internet Explorer 8 deployment
U = Allow Internet Explorer 8 deployment
H = Help

To block or unblock installation on the local machine use
period ("." with no quotes) as the machine name

Examples:
IE80Blocker.cmd mymachine /B (blocks delivery on machine "mymachine")

IE80Blocker.cmd /U (unblocks delivery on the local machine)

                                                                                                                      • -

使い方を確認したので、コマンドラインから /b オプションを指定して実行するだけ。

C:\tmp\IE8BlockerToolkit>IE80Blocker.cmd /b
MICROSOFT TOOL KIT TO DISABLE DELIVERY OF
MICROSOFT INTERNET EXPLORER 8

Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

LOCAL!
Blocking deployment of Internet Explorer 8 on the local machine

操作は正しく終了しました

これで、毎回「インストールしない」をクリックしなくて済むはず。参考までに、IE7 をインストールしないようにする方法は、「Internet Explorer 7 の自動更新による配布」「自動配布の無効化ツールキット (Blocker Toolkit)」を参照。

Viewsonic WUSB100

Viewsonic Wireless 802.11g USB Adapter(Linksys 社にも同じ製品名があるが、これは Linksys 社の OEM 製品なのかしら?)という USB スティックを使っていて、Windows XP SP2 のときには気がつかなかったが SP3 にアップデートしてからだと思うのだが、通知領域にメッセージが表示されることがあって、気になって仕方がない。

"Data Frame Errors – Check WEP Settings"

さすがに、堪忍袋の緒が切れて調べることにした。たぶん自分と同じように悩んでいる? 人もいるかもしれないので、参考になればというところ。いろいろと物議を醸し出しているようではあるが、とりあえず次の URL を参照した。
「Free Broadband Internet Connections using WiFI」

このページの「Problems with Windows XP」セクションに書かれているように、Windows Wireless Configuration Service (WZC) を停止すればいいらしい。その回避方法を早速実践してみた。コマンド プロンプト(cmd.exe)を起動して次のコマンドを入力。


%windir%\system32\net.exe stop wzcsvc
The Wireless Zero Configuration service is stopping.
The Wireless Zero Configuration service was stopped successfully.
日本語では次のように表示された(. と。が微妙に変!)

%windir%\system32\net.exe stop wzcsvc
Wireless Zero Configuration サービスを停止中です.
Wireless Zero Configuration サービスは正常に停止されました。
多少理解したつもりでも、[スタート]→[設定]→[コントロール パネル]→[管理ツール]→[サービス] の順に選択して、[サービス] 画面で [Wireless Zero Configuration] を確認すること。